0歳0ヶ月。赤ちゃんは、泣く声もか細く、「守らなきゃ!」と思わせる、かよわい状態。まだ眠ってばかりでした。私はというと、母体はつらかったです。肉体的にも、そして精神的にも。子育ては右も左もわからず、赤ちゃんはふにゃふにゃしてて壊れそうだし、寝不足だし、うれしかった半面つらかった。産後のホルモンのバランスが崩れていたせいもあるんだろうな、きっと。焦燥感というか、なんか、微妙な感じでした。
このころのちーちゃん
ちーちゃんの名前は、本人に決めてもらいました。病院で予行練習をし、退院した日に、旦那がちーちゃんに向かっていくつか候補の名前を呼んでみて、その反応で名前を決めました。結局、一番私たち夫婦が気に入っていた名前に決まりました。
知里(ちさと) 愛称は、ちーちゃん
まだ寝てばかりでふにゃふにゃで、ぐずってばかりいた子でした。今思えば、足すミルクの量が少なくて、おなかがすいてぐずっていたんだと思いますが、育児日記を見ると、やたらと夜中のぐずりが強烈でした。実家に里帰りいだったので、夜中に起きて、朝方から寝るような生活パターンをしていたから乗り切れましたが(朝5時に、実母と交代し、少し寝て、朝ご飯を食べてまた寝てと、ちーちゃんの朝の授乳あと、ちーちゃんとともに眠っていました)、実家から家に戻ったら午前中寝れなくなるけど、大丈夫だろうかと、やたらと心配だったことを覚えています。
朝の授乳のあと、午前中は爆睡。でも夜中は怪獣。このころのちーちゃんは、「泣き虫怪獣 ちーちゃん」とあだ名されていました。

ちなみにこのころのテーマソングは「甘えん坊将軍」です。甘えっ子だったので、よく「暴れん坊将軍」のオープニングのメドレーを歌っては「成敗」とかいってました。0ヶ月、1ヶ月、よく、暴れん坊将軍のテーマ、歌って遊んでたなーなんて、思い返します。
また、このころは、寝相が面白く、なかなかにナイスショットな写真が次々撮れた時期でもあります!
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涅槃像 | しぇー |
ちーちゃん 基本データ
- おむつ:新生児用
- 乳首:S
- 洋服:50(50-60)
このころのお母さんの思い出
お母さんになった嬉しさと責任を実感
実際の出産~入院中のことは、「10ヶ月 いよいよご対面! ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪」にも書きましたが、出産の辛さと嬉しさは本当に日に日に実感するんだなっというのが、正直な感想です。無事に生まれてくれて嬉しくて嬉しくて仕方ないのに、身体は全然動いてくれない。40歳初産は、思った以上に自分にダメージがありました。
同じ病室には、明らかに20代と思われる方が次々と入院してきたんだけど、私よりも全然元気で、私が丸一日動けなかったのに、その子たちは数時間で歩き回っていて、本当に年齢って大切なんだなって思いました。もちろん妊婦の時に思ったように体力づくりができなかったから体力不足だったのかもしれないけど、こんなんで私、本当にこの子のお世話をちゃんとできるのかと不安になりました。
でも一日一日、身体はゆっくりだけど回復。寝返りも打てなかったけど、なんとか寝返りもできるようになり、食事も自分で取に行けるようになり、なにより授乳サロンに、赤ちゃんに会いに行けるようになりました!!
自分の体と相談しなくちゃいけなけど、でも子育てはもうノンストップで始まってる。体調が悪くても、この子には私しかいない。だから、早く体調をもとに戻さないと!
とにかく、嬉しさと焦り、そんなちぐはぐな気持ちが強かったのが、この子が0ヶ月のときでした。
退院後は実家に里帰り
私の母が私を生んだのが37歳、私が40歳。
退院後、実家に帰ったけど、77歳の実母は、世話をしてくれる気まんまんだったけど、身体がついていかないみたいで、私自身も歳を取って動けなくなっている母に甘えることもできず、ちょっと気持ちがすれちがっていたような感じでした。私は母に無理してほしくないから、私の食事と洗濯だけお願いしたかったけど、母は、特に子供のころ入院ばかりしていた身体の弱い私だったので、よけいに心配だったらしく、赤ちゃんの世話まで(夜中の授乳とかいろいろ)やってあげられるようにやる気まんまんだったけど、そのせいで身体が疲れているのがアリアリとわかる状態。
やってあげたい母と、身体を壊してまでやってほしくない娘は、ちょっと平行線。
この子もいつかは子供を産む。そのときに私は、思いっきり甘えてほしいと思った。たぶん、甘えたかった自分と、甘えてほしかった実母の気持ちを、この子に託しているんでしょうね。だから、
是非、20代で生んでください!!
と、声高に叫びたいと思います。きっと私に似たら、仕事大好き、結婚&出産は後でいい! ということになりかねないので、小さいうちから教育しておこうと心に決めました。
外面が良いことが判明
実家にいるときに、母の親戚がお祝いに来てくれたんですが、まだ新生児笑いしかできない時期だというのに、おばさんたちが顔を見てくれるタイミングで笑ってみせたりして、ものすごい外面の良さを発揮!?
泣きもせず、ぐずりもせず、お客様がいるときは、始終ご機嫌で過ごしました。
その外面の姿に感動して、その日の夜、実家に寄ってくれた旦那にその話をしたら、ぽつっと私に似てるんだねって言っていたんですが……..それってどういうことでしょうか? ^^;
初めての育児は不安でいっぱい
0ヶ月のときに不安だったのが、寝てる時にビクっとなったり、唇が白く水ぶくれみたいになってたり、ひゃっくりが多かったり、うんちが一日一回しかでなくなったり、苦しそうに息してたり……。どれも新生児特有の症状で心配はないってわかってみ、毎日心配ごとは新しく出てきます。
- 寝てる時にビクっとなったり:原始反射のひとつ「モロー反射」
- 唇の白い水ぶくれ:「吸いだこ」というそうです。母乳の子や、哺乳瓶でもごくごく一気飲みする子によく見られるそうです。ほっとけばなくなる。
- ひゃっくりが多い:身体の機能が未熟だから仕方ない。母乳やミルクを飲ませれば治るし、放っておけば自然に治る。苦しそうだけど、赤ちゃんはそんなにつらくない。
- うんちが一日一回しかでない:3日に1回出れば問題なし
- 苦しそうに息してる:母乳&ミルクを飲んだときの空気が出なくて苦しい etc…
そのころ不安なことを順に書いていくとこんな感じ。ひとつなくなると、新たにひとつ不安なことが出てくるといった感じです。そういうときはネットで調べてたんだけど、よけいに不安になることもありました。うちの子は、体温が36度前半で、少し低体温だったんですが、大丈夫かなっとネットで調べるとよけいに不安になるようなことしか情報がなくって….。結局、検診のときに聞いてみたら全然問題ないとのこと。
不安になったら病院で聞くのが一番だなっと思いました。
これは先に子育てを経験した姉も、しみじみといっていたことです。ネットは便利だけど、情報があるものしか出ていないから、情報が偏っちゃうこともあるんですよね。それでも、だいたいは不安を解消させてくれる情報に出会えているので、ネットで検索は続けていくとは思いますが、疑心暗鬼になりそうなときは、病院できちんと相談するのが、はじめての子育てでは必要だと、この0ヶ月のときに実感しました。
母乳は毎日吸わせることによって、徐々に分泌量は増えてくれたようなんですが、最初はやはり少なすぎて、最初は体重の増え方がよくありませんでした。結局病院で、ミルクを足すようにいわれ、量を決めてもらいました。退院してから10日後検診までの数日間、一番ミルクの量で不安を感じていました。
ミルクもネットでみたら、消化が悪いと書いてあって、3時間必ず開けなきゃいけないと思っていたんだけど、赤ちゃんは2時間で「腹減った!」と夜中に泣き叫び、途方にくれたこともあったけど、検診のときに聞いたら、3時間たたなくてもあげていいとわかって、つくづくネットの情報に振り回され、赤ちゃんにつらい思いをさせちゃったなっと思います。
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