- 高速バス:2,540(往路:中央高速バス 新宿~5合目)
- 登山バス:1,500(復路:富士急 5合目~河口湖) 高速バス:1,700(復路:中央高速バス 新宿~5合目)
- 宿 泊 代:8,000(東洋館:1泊2食)
- 温 泉:1,500(ふじやま温泉)
必要経費:15,240 これに、有料のトイレチップ代とお土産代♪
2010/8/26(木)~8/27(金) 天気:晴れ(^^)v
メンバー集め
今年は苦戦しました。お正月の時点で去年確保しておいた友人がどうしようかなーと真剣に悩んでいて……登山自体が決して楽じゃないのを知っているだけに無理強いはできないので、彼女の意思に任せ、今年はなしということになりました。ほかにも声をかけたりはしたけど、さすがに行きたいという変り種はなく、今年は無理だなーとあきらめていた6月。行く気が失せていた友達の気分が突然盛り上がっているらしいという情報を、共通の友人経由で聞き、嬉々として聞いてみると
「行くのねぇぇぇぇ」^^v
しかし、この頃すでに6月中旬。5月中旬から宿泊の予約がはじまるので、6月は正直、埋まっている可能性あり。そこで、8月後半にずらして調べてると、山終い直前の週末に奇跡の空きが♪ いや、そのあともしばらく空いていたので、その時期に登る人は少ないようです。まあ、初心者がいなくなる時期ですから。
私は5回目、友達も2回目。二人とも頂上経験あり。今回は、そういった意味、一番安心して登れるので、この時期でも大丈夫だろうという判断。1回目の登山も、無謀にもこの時期行っていたので、懸念される雷も状況が多少は状況がわかるので。8月後半は雷が出やすいので、あまりお勧め時期じゃないんですよ。
東京出発~5合目
去年とちがって新宿~5号目まで直通バス♪ 去年みたいに乗り換えリスクもなく快適~と思っていたら、「途中でトイレ休憩はありません。水分は自己責任でよろしくね」みたいなことをいわれました。……そうか、そういうことだったのか。どうりでネットで確認したとき、休憩を取る場所が確認できなっと思ったんだ。^^;
とはいえ、8月後半のシーズンを少しずらしていたので、思ったほどの高速の混みもなく、ほぼ定刻どおりに5合目に到着。よかったです。でもこちらの直通バス、ばっちりシーズンのときは、トイレ休憩ないのは辛いかも……とは思ってしまった。去年、そこそこ混んでたしなー。時期を考えるといいかもしれません。
5合目に着いてもそんなに混雑もなく、さくっとご飯を食べて、荷物の整理に3Fにあがってこそこそ整理をしてたら、見張りのおっちゃんに怒られた。ぐすん、個人のための荷物整理場所、有料でいいからないもんだろうか。……っていうか、あるのかなー、そういう場所。こそこそ整理しなくないので、次回からは十分探してから来ようかと思います。見つからないようなら、荷物整理はしないよ。(T_T)
5合目~6合目
天気はいいんだけど、うまい具合に曇ってくれました。もうばっちです。歩くことを考えると、曇ってるくらいが一番最適です。晴れてると、歩く前から疲れてしまうので、疲労度がぜんぜんちがいます。去年と同じペースで、たんたんと一定ペースで歩きます。休憩は、ときたま思い出したように入れ、40分くらいで5合目に着いたから、けっこういいペースでいけたと思う。
谷側の道にちゃんとガードがついていて、去年まではあんなのあったかなーと思いながら歩いたんですが、どうも、ところどころ、記憶と違うんですよね。陥没箇所が徐々に拡大してるところがあるんだけど、そこもきちんと柵があったし、道の整備が気持ち進んでいるような気がしました。
とにかく、5年目にして始めて、「あれ、なんか道ちがくねえ?」と思った御中道のハイキングコースでした。
6合目~7合目
6合目からは整備された登山道が続きます。相変わらず霧に立ち込めた場所です。今年は8月の最終週だったせいか、思いのほか寒く感じました。歩いているときは大丈夫なんだけど、長く止まっていると寒い。6合目でここまで寒いなんて最近なかったな。なんて感じながら安全センター前でおっちゃんが配布している案内図を受け取ります。安全センターで配ってる案内図が、モノクロからカラーにかわっていて、富士山の観光化の流れを垣間見た気がしました。自治体の予算がついたんでしょうか。カラーです、カラー。紙の質もよくなっていました。
6合目から急に登山道っぽくなって傾斜もきつくなる、最初にバテる部分なので、今年はちゃんとその対策を用意していました。それが「歌のしりとり」。歌でしりとりをするというハードなものなんですが、プレ富士山ということでサクっと登った高尾山のときに試してみたんですが、これが難しいんですよ。とてもじゃないけど、続かない。友達にふつうのしりとりで勘弁してもらって、平和にしりとりをしながら登っていきました。
5合目~6号目を歩いているときの初心者ツアーの人たちと追い抜いたり、追い抜かされたり。ほぼ同じペースで登っていたんですが、最初にそのことに気づいたのは、ちょうど6合目を歩いているときでした。ツアーと同じくらいのペースなら安心だなっと心の中で思いながら、歩きながら、しりとりを続けていました。
ただ、そのときに、何となく頭痛を感じて、用心のため頭痛薬を飲みました。高山病にはなったことがなかったけど、今回はちょっといやな予感もしていたんですよね。なんといっても今年は奇数年。過去、1年目・3年目はリタイヤ。2年目・4年目は山頂に行ってる。そして山頂にたどりつくときは決まって天気が悪い。今年は奇数の5年目だし、天気はすごくよさそうだったので、何となくげんを担ぐじゃぜんぜんないけど……山頂までいけるかなっという不安はいつもよりも多かったんですよね。体調は悪くなかったから気のせいだって思ってたけど、まさかの頭痛で、少し自分が弱気になっていたのかもしれないですね。
7合目~宿到着
さすがに5年目、ぎょっとすることもなく慣れたもんで岩場に入って行ったんですが……その油断がやばかったらしいです。
遂にやっちゃいました、立ち入り禁止エリア進入(T_T)
どう考えても通れないって岩を通るようになっていて、おかしいなって思いながらも登っていったんですが……やっぱりそんなとんでもない岩は超えないらしく、なぜか前方に鎖が見えるんです。あれ? なんか私たち、鎖の外を歩いてる?
岩場は鎖で囲まれた中を歩くんですよ。だから前方に鎖があるわけない。^^; よかったのは、私たちの後から来た人が後に続かなくてよかった。なまじっか混んでいなかったので、油断してたみたいです。いつも、誰かの後をついていっているから、正規のルートかどうかまで気にしていなかったし。かなり反省しました。本当に、私たちの後に来た人が正規のルートでよかった。
そんなデンジャラスな出来事のあとは、気も引き締まり、着々と距離を稼ぎ、本日のお宿「東洋館」に到着です。去年の宿は、宿泊客はトイレは最初の1回のみでよかったけど、ここは毎回支払うのね。そこだけがちょっとさびしかった。あとはきれいな山小屋で、ご飯もおいしくてとっても満足でした。ふとん1つに、2人。しかもお布団で寝れるという快適環境だったし! 時期がよかったから、ここまで空いてたのかな、かなりゆったりできました。受付の後ろにあったillyのコーヒープレス機が、今でも気になる。あの山小屋は本格的なコーヒーを飲めたんだろうか。
しかし、そんな快適な環境な中、やばいことが起こりました。頭痛です。宿はおりしも3000m。私がリタイヤしたのは、4年前の同じ頃、3200mの山小屋に宿泊中に体調不良になりました。そのあと、3000m以下の山小屋が3年続いたので、油断していたんですが……もしかして、高山病?
体を横にしているとますます酸素がまわりにくくなるので、ガンガンしている頭を抱えつつ起きだして大広間に向かいます。そこで座ってじっとしていると、今度はちょっと動いただけで、気持ち悪い。とりあえず水分をとりつつ、楽にできるだけの格好にはしていたんだけど、いっこうに治りません。山小屋のお兄さんが衣服をふるめると楽になりますよっと声をかけてくれます。ですよねーと思いながら、どうしようかと悩んでいると、友人登場。心配して起きてきてくれたみたい。
トイレに行ってくるねっといって外に行った友人ですが、その後帰ってくるのがかなり遅かった。星がきれいだったよーと教えてくれたんですが、どうも後で話しを聞いていたら、宿の格好いいお兄さんをナンパしていたそうです。^^; 本人は、違うと力説してましたが。(笑) 星がきれいだの、流れ星が多いだの、宿ではお風呂があんまり入れないだの、いろいろお話をしていたようなので、あれはナンパだと思います。^^v
友達がそんなことをしている頃、私はかなりギブアップ状態で、真剣に山頂まで行くかどうかを悩んでいました。7合目で高山病になったとしても、吉田口ルートは登山道と下山道が分かれているので、8合目の白雲荘まで登って、そこから下山するのが最適ルートかなっと思ったり、そんな感じ?
東洋館から山頂を目指すなら23時には起きて、23時半~24時の間には出発したいところだけど、リタイヤするなら、翌朝の6時に起きて、6時半~7時の間で登り始めれば問題なし。さて、何時に起きたものか。友達はナンパするぐらい元気だから、私の体調でリタイアするのはやだなーと思っていたんだけど……ここは自己責任。リタイヤを決めて、まずは体調を整えるため、スパッツをぬぎにトイレにいきました。空を見上げたら星がきれいだったけど、超体調が悪かったので堪能することもなく、ベッドに戻ります。
宿出発~8合目
23:02にメールを受信。リタイヤする気まんまんだったので、朝6時に起きるつもりで友達にも断っていたんですが、携帯の着信音に反応し、起きました。でも、あれ?
体調ばっちりじゃない?
頭痛くないし、気持ちの悪さもなくなってる。……っていうか、リタイヤを決めた20時から、約2時間どうやら熟睡できていたらしく、思った以上に体が休まったみたい。そして何より、きつかったスパッツを脱いだために血行が良くなり、回復?
……もしかしてあの頭痛は、単なる血行不良? 高度下がってないのに、高山病だと思っていた病状が改善^^;
がさごそしてたら友達も起きてきて、「なんか行けそう」というと、びっくりした様子だったけど、やはりうれしそうに見えた。せっかくだし、この体調なら行ける! まあ、目覚めたきっかけのメールが、富士山の天気はいいみたいだよ、がんばってねみたいな文面で、それに励まされたのもあるんだけど、ここはがんばるところだと悟った私は、山頂を目指すことにしました。
あくまで登山は自己責任、やばいと思ったらいさぎよくあきらめないなら登らないほうがいいかなっと思うほど、富士山といえど辛いのは確か。いつもより、かなり気合を入れて、心構えを入れます。リタイアかなって思って、リタイアしなかったのは、今年がはじめてです!
23時にツアーの人たちが一斉におき始めたので、やりすごすため30分遅らせることにしました。23:30に起きて、24時出発です。
8合目~9合目
岩場をすぎても、急斜面の砂礫ですので、足場は悪い。3000m超えで空気も薄い。でも、ここはさすがに慣れたもんで、たんたんとしたペースで登ります。途中初心者ツアーのガイドさんらしき人が、「いいペースですね」と声をかけてくれて、ちょっと嬉しくなる。よかった大丈夫なんだ、これで。思わぬ見知らぬガイドさんの心遣いに感謝しながら、てくてくペースを刻んでいきました。休憩ペースがさすがに多くなったけど、なるべく一定のペースで行きました。なんか、白雲荘の前後の道が去年で微妙に違う気がしたのが印象的です。砂礫が崩れたのかな? 今回の登山では、ちらほらと記憶とは違う道の感じが多く、山は生きているんだなっと感じつつ登ります。
去年の反省も込め、そしていつもより遅い時期にきていることも踏まえ、元祖室あたりでフリースを着込むことにしました。去年は9合目の渋滞にはまったときに寒さで死にそうだったのでその回避策だったんですが、これが意外に功を奏していい仕事をしてくれました。8月後半は寒いんですね。歩いているときはいいんだけど、ちょっと止まっただけですごく寒く感じたので、半袖+長袖+フリース+レインウェアでちょうどよかったです。
今年は星空を十分に観察してから宿を出発したので、夏の星空を堪能できました。東京のにごった空しか知らないので、夏に星空を見ることなんてそうそうないんだけど、無数の星を見たのは、すごく久しぶりでした。登っていけば登るだけ真夜中と呼ばれる時間になるので、夏なのにオリオン座とか見えてへんな感じもしましたが。夏の大三角のみならず、冬の大三角まで見れるとは(笑) 写真を撮ってみたけどうまく写らなかったのが残念なところです。
9合目~頂上
ご来光渋滞は、9合目の鳥居前後からありました。思ったより渋滞は少なかったです。ツアーのガイドさんの話声が聞こえて、やはり今日は渋滞が少ないとのつぶやきを聞きました。でも、鳥居を過ぎて少し(でもないか、けっこう歩くと)岩場があります。この岩場を登り切って階段を上がれば山頂です。でも岩場がどうしても渋滞するんですよね。今年は友達となので、大人しく初心者ルートの左側の岩場を歩いていました。
でもご来光時間はどんどん近づいてきます。渋滞を加味して、ご来光のちょっと前には山頂につけるかなっと思ったんですが、やばそうな気配です。白々と空が明けてきたんじゃないかって気がしてきます。で、天気もいいし、もったいないのでラストスパート。友達は私より体調もいいし、もともとの体力あるので、私が頑張れば行けるはず!
よっしゃあ、行くぜ、ラストスパート
果敢に右側の岩場を行きました。後ろをみて、友達がついてきているのを確認。途中、「これ、やばいかな」と思うのは左に寄りました。去年の父とは違い、友達は素直に私が登ったルートで着いてくるような気がしたので、危険は避けてみました。^^;
思えば、性格の似ている父と行った去年は、だいぶ楽して登ってたんだな。自分のことしか考えてなかったもん。 そんなこんなで右側をつっきって、白々と明け始めた空を眺めつつ、狛犬さんを超えました。ここまでくれば、階段を数段あがれば、やったね、山頂!
頂上
すごい勢いで階段を駆け上がり、ご来光が見えて、岩に寄りかかれる絶好の場所を見つけて、即効ザックを降ろします。ふう、軽い。でもって、空は何か白々のまま、まだ陽は昇ってない感じ♪ 携帯とデジカメを手に持ち、ご来光を待ち構えます。
もうすぐかな……(5分経過) あれ、まだかな?(さらに5分経過) お日様は昇る気あんのか (T_T)(さらに5分経過)
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ぎりぎり間に合ったと思ったら、けっこうご来光まで時間がありました。20分くらい待って、5年目にして念願だった、山頂でのご来光をみることができました。

お日様みえた!!
で、お日様をパシャパシャ写真に散々撮って、気が済んだらお土産あさり→暖をとるためのココア購入♪ あったかい。今年は自販機じゃなくて、お店で炭であっためてるココアにしました。だってこれなら森永ココア。去年みたいにあまったらしい缶ココアじゃないはずだ!
でもココアはココアなので、一人で全部飲むのはきつそうなので、友達と半分こ。ココアは半分が美味しい。
気分が良くなった私は、少しクライミング・ハイ(マラソンでいう、ランニング・ハイの登山版)状態にでもなっていたのか、どこまでも歩ける感じがして、火口を見たついでに友達に「あの上まで行く?」と一番近いお鉢巡りコースでもある「朝日岳」の鳥居を指差しました。あそこまでなら楽勝で行ける気がする。行きたい、行きたい。ちなみに富士山の山頂には8つの峰がありまして、朝日岳、伊豆岳、成就岳、浅間岳、三島岳、剣ヶ峰、白山岳、久須志岳があって、いわゆる富士山の最高峰が剣ヶ峰で3,776mなんですね。 せっかくだし、その峰の1つを制覇するかって思ったんっだんだけど、
無理
と、私よりも体力のある友人(おそらく体力があるので、クライミング・ハイになっていなかったと思われる)の辛そうな一言にあきらめました。クライミング・ハイ気味なくらいハイテンションになったのは、今年がはじめてです。^^v
9合目~6合目付近
今年はとにかく道が整備されているというか、やけにお金をかけて観光化してるよね、富士山も……って思いながら下ってたんですが、一箇所その思いがあらぬ心配を引き起こすことになりました。
山頂からは「須走り口下山道」って表札を頼りに最初は降りるんです。途中から、須走りと吉田口が分岐するんだけど、まだ分岐してないはずなのに、案内板に須走り口しか書いてなくて、もう真っ青になりました。
しかも道が半分陥没してて、「あれ、去年こんなとこあったっけ?」と見覚えがなかったから、さあ大変。まだ分岐じゃないのはわかりきってはいるんだけど、案内板がきちんとしていたから、余計に不安になっちゃった。
だって、山頂からの案内、去年は「須走口下山道」としか書いてなかったのに、今年は「須走口下山道」の下にちゃんと「吉田口下山道」って書いてあったから安心しきっていたんだもん!
結局、次のジグザグ道をいったら、また「吉田口下山道」の案内をみつけ、分岐がもうすぐだっていう案内まで見つけて、事なきを得ましたが。^^;
ライミング・ハイ効果は高度を下げるにつれて薄くなり、やたらと今年はへたれて降りてきました。山頂では寒い寒いいって早く暖を取るために下がりたいと騒いだくせに、下がると今度は暑い暑いと太陽に文句をいい、単調な下山に退屈しないように友達が歌のしりとりをして帰ろうといったのに、
無理
と一言だけ返して、もくもくと降りていくというありさま。^^;
ちょうどこのころ軽い頭痛がしてたんですよね。まあ、下がるにしたがって痛くなくなったので、こちらは完全に高山病だったのかもしれないけど。去年の登山靴紐を結わきなおさないでひざを痛めた以外は、人より下山が辛くないほうだったんだけど、今年はかなりキツク感じた下山でした。やっぱり治りきってなかったのかなぁー。
6合目付近~5合目
今回驚いたことはもう一つあって、トイレの料金がみんな200円になっていたことです。山小屋のトイレ料金はだいたい100円だったんですが、今年はいくとこどこも200円。値上げしたんですね。
それが谷側の道の柵になったんだろうか? それとも山小屋のリニューアル資金になっていたんだろうか? 登山環境は年々よくなっているので、そんなのの維持費なんでしょうね。
そんな中唯一100円のままだったトイレがありまして、それが6合目付近の簡易トイレなんですが、思わぬ落とし穴がありました。
ここ、手洗いの水、ない。(゚∇゚ ;)え?
そんなアクシデントもありましたが、たんたんと歩いて、とにかく5合目に到着。今年も無事、帰還です!
温泉
11時発の河口湖行きのバスに間に合いそうだったので、そこの行列に並んだまではよかったけど、いざバスがきたらみんな券を買わずに乗り込んでる。(゚∇゚ ;)ええ? この行列、券を買う列じゃなかったの? あわてて、窓口へ駆け寄り、切符を買います。まあ、無事に買えたので、よしとしよう。窓口からずっと行列だったから切符を買う列とばかり思っていたよ。
で、バスに乗り込んだら、河口湖駅に着くと、そのまま
ふじやま温泉行きの無料バス
になるということで、行列にへこたれないでこのバスに乗ってよかったと、しみじみと感動していたら、ほどなくふじやま温泉に到着。素敵です、無料って♪
そしてここからダッシュ。バスを1本早いのに変更したかったので、先にやっちゃおうかと思ったら、結局今年も変更はできずじまい。なんか、ネットで買うと、新宿の窓口じゃないと変更できないみたいなパラドクスなことをいわれ、脱力してふじやま温泉に戻りました。新宿に戻りたいのに、新宿の窓口で変更しろって……なんて素敵なパラドクス。空間、ゆがんでるね。^^b
脱力しつつ戻って、友達が受付を済ませてくれていたので、ロッカーに入りきらないザックは入口で預け、ロッカーの鍵をもらっていざ更衣室へ。ロッカーに荷物を置いて、館内着に着替えて鍵を閉める。お財布もしまう。中は全部もらった鍵の番号ですべて清算するので、手ぶらでOK。温泉+館内着+バスタオル+タオル付きで平日1500円なり。
ここは勝手しったる、去年使った温泉。 女二人、ふやけるほど温泉に浸かりました。長めのお風呂→お昼ごはん→露天浸かりにもう一度→お土産散策→4階の女性専用のリラックスルームでのんびり。
そんなことをしていたら、4時間はあろうかという温泉滞在時間も残りわずかとなり、バスが振り返られなかったからこそ満喫できた眺めのリラックスタイムに別れを告げてバス停に向かいました。
バス停~東京
去年は事故渋滞に巻き込まれて大変だったけど、今年はそんなこともなく順調に帰途へ。帰りはびゅうバスなので、一箇所PAで休憩もあり、適度にのんびり過ごせました。朝は富士急だったけど、びゅうって丁寧なのね、乗務員の態度。たまたま運転手さんがいい人だったのかもしれないけど。
ほぼ定刻どおり東京駅につき、さくっと夕食を食べてそうそうに友達とは別れ、一路自宅へと戻る、去年と比べると穏やかな帰途となりました。でも自宅に着いたときはすごく疲れが出ていて、結局そのままバタンキュー。洗濯も後片付けもできず、そのままむさぼるように眠りを堪能しました。
後日談
富士山翌日、翌々日も外出予定が入っていたハードな週末は今回が初めてだったんですが、思ったより筋肉痛がなかったので、なんなくクリアできました。下山時のあのへたれ具合からいくと筋肉痛もひどかろうと思ったんだけど、どうしたのかしら? 眺めの温泉リラックスがよかったのか、下山時のへたれ度合いは高山病のせいだったのか、帰ったあとバタンキューして死んだふりをしたのがよかったのか……理由はわかりません。
もちろん立ち上がるときの痛みはあるからぎこちない動きではあったけど、例年よりずっと軽い気がします。そして月曜、元気に出勤。はじめてのご来光の写真を持って、元気に会社に出勤しました!
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