筑波山は、奇岩・怪岩スポットが多く、そこが見所になっています。全部で15の奇岩スポットがありますが、その多くは、「白雲橋コース」に存在。全部制覇する場合は、白雲橋コースと自然研究路を巡る必要があり、けっこう歩くことになります。
岩のいわれとか、観光スポット的な情報は、ガイドブックなどを参照してください。ここでは詳しく引用はしていません。なおコメント欄の時間は、実際にその写真を写した時間です。ゆっくり写真を撮りながら歩くとこんな感じ。
セキレイ石
ケーブルカーを降りて、女体山頂方面に歩いていくと最初にある岩です。すぐ目の前に「セキレイ茶屋」というお店があります。道は多少、岩が出てきたけど、まだ歩きやすい道でした。
白雲橋コース 11:46
ガマ石
記憶の限り、セキレイ茶屋をすぎて、てくてく歩いてたら次の岩になりました。たしかに「かえる」っぽい石です。^^v
ガマの口に石がたくさん入っていたので前を向いて投げてみたんですが、2回目でやっと入った! と喜んだんですが……よくよく調べたら、後ろ向きで石を投げて、見事はいると願いが叶うというのがあるらしいです。
白雲橋コース 11:50
大仏岩
女体山山頂の世にも恐ろしい、下りを進んでいくと出てくる奇岩スポット・ロープウェイに乗ったら、ここから先の岩には出会えません。カメラを引きで撮ると、大仏さんみたいな岩でした。
白雲橋コース 12:26(女体山山頂でちょっと道に迷ってぐるぐるしてたので、よけいに時間がかかっている)
屏風岩
手前に看板がありますが岩がない。あれ? と思って「立ち入り禁止」の看板をもののもせずに入っていくと、写真の場所に行き当たります。^^; よい子は真似しないでね^^b
白雲橋コース 12:27
北斗岩
とりあえず、真ん中にある三角の穴にはまって記念写真を撮ってみた。北斗七星のように決して動かないとのことだったので、安心して中に入ってみたりして。
白雲橋コース 12:39
裏面大黒
ええー、どこが大黒様の後ろ姿なのーとかいいながら、ぱしゃっと写真を撮った思い出が……。
白雲橋コース 12:46
出船入船
この岩の前の道がけっこうぬかるんでいたんですよ。で、桟橋のように木の板で歩道が用意されていて……何かノアの箱舟みたいな感じがして、この岩はネーミングに妙に納得しました。たしかにこの岩は、船だ。
白雲橋コース 12:48
国割り石
石の上に線が引いてあったんで、線を指さして写真を撮ったりと……面白がってました。^^v わーい、この領土、私の! みたいな?
白雲橋コース 12:49
陰陽石
立て看板を一緒に写真を撮ると、何の石だがまったくわかりません。10m以上の図体は伊達じゃありません。
白雲橋コース 12:54
母の胎内くぐり
とりあえず「くぐってみるか」という感じに軽い気持ちでくぐってしまいましたが、修験の行場の1つらしいです。^^; ちなみに真ん中の白っぽい石には「名所 母の胎内くぐり」なる文字が書いてありました。
白雲橋コース 12:57
高天原
階段の上にあるのは天照大神を祭る稲村神社があります。左側の細い階段でもあがれますが、正面にも細い階段があります。でもこの正面の階段だと、肝心の上のほうが階段ないんですよね。上がれるのかな、こっちの階段で?
白雲橋コース 13:02
弁慶七戻り
おそらく一番有名な岩はこれじゃないでしょうか? かの有名な弁慶も、「この岩落ちてくるんじゃないか?」ということで7回も戻ったといわれている岩です。
白雲橋コース 13:05
白蛇弁天
弁慶茶屋の分岐で筑波山神社コースに行くと見れる岩です。うっそうと茂る、誰も歩いてないようなハイキングコース(という名の獣道^^;)を歩くと、もれなく見れます。
白雲橋コース 14:36(弁天茶屋跡で30分の昼食休憩を取ったのでこの時間に)
立身岩
自然研究路を歩いていくと見られる石です。男体山山頂への道を行かず、自然研究路に進んでいくと、御海に続いて見られる巨石です。この石の上には上れます。ちゃんと道がありました。どこから入ればいいかは、「筑波山ハイキング2011」をご覧くださいませ。^^v
御海
自然研究路を歩いていくと見られる石です。男体山山頂への道を行かず、自然研究路に進んでいくと、最初に見られる御海です。
この石を見るには小道に入る必要があります。小道に入りけっこうな下り坂を進んでいくことになります。最後は綱にぶらさがって降りる感じです。^^; 小さなお子さんづれのときは気を付けてください。
筑波山の新名所(紫峰杉)
また、2012年5月1日には、新名所が誕生しました! それが、御幸ヶ原と呼ばれる広場から徒歩1分のところにある、『男女川の源流(みなのがわの)げんりゅう』とその傍らに立つ『紫峰杉(しほうすぎ)』です。
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筑波山の新名所(男女川の源流)
男女川の源流は、筑波山の頂より流れる源流とのことです。獅子脅しみたいな感じの竹筒にひしゃくがあったので飲めるのかと思ったら、「生水ですので、「手洗い場」としてご利用ください」との看板がありました。仕方ないので手を洗ってみましたが、かなりひんやりしておりました。
なんでも、こちらの源流、百人一首にも詠まれているとのことです。
筑波嶺(つくばね)の峰より落つる男女川(みなのがわ)恋ぞつもりて淵(ふち)となりぬる
筑波山を歩いていると、なんかよく見かけます。この百人一首の歌。ちなみに現代語訳が「(社)つくば観光コンベンション協会」さんのWebサイトに掲載されていたので、引用しますね。
初めはほのかな恋心だったけれど、時間がたつにつれてゆっくりと深くなっていく。
まるで筑波山のいただきから流れ落ちる男女川がだんだん太い流れになり、麓で深い深い淵になるように、私の恋心はこんなにも大きく強くなる。
百人一首は「恋」を題材にしたものが多いと聞きましたが、筑波山を詠んだ句も、やはり「恋」が題材だったようです。
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