筑波山ハイキングコース 白雲橋コース

筑波山神社から酒迎場分岐、弁慶茶屋跡を経て女体山山頂に向かうコースです。女体山山頂から弁慶茶屋跡までは、巨石の見どことがたくさんあるコースです。

白雲橋コースの場合、つつじヶ丘からおたつ石コースを上り、弁慶茶屋跡で白雲橋コースに合流し、女体山山頂を目指したほうが道としては楽です。特にお子さん連れの場合は、白雲橋コースはつつじヶ丘から女体山山頂に向かうときに利用するのがベストだと思います。

ルート概要

筑波山神社の裏側からハイキングコースがはじまり、酒迎場分岐までは歩きやすいハイキングコースです。この分岐を超えると、薄暗い森の中を行く感じになります。木の根っこがはびこり、足元はけっこうキツイ感じです。弁慶茶屋跡に辿りついてからは、女体山山頂までは、筑波山の巨石のみどころが目白押しの楽しいコースですが、石がけっこうすごいので、足場は悪いです。

女体山山頂付近が一番キケン箇所で、山頂を過ぎれば、気軽なハイキング道になります。

たぶんですが、初心者の場合、このルートは、つつじヶ丘のおたつ石コースから来る人がほとんどかもしれません。私は、女体山山頂から筑波山神社に向かう逆ルートで行ったんですが、同じルートの人はほとんどいなく、いても「超慣れた玄人」ばかりでした。反対に、逆に、つつじヶ丘方面から登ってくる方は、親子連れ、女性づれなど、初心者の方が比較的多かったです。

でも、このルート、女体山山頂付近の下りが半端じゃなく急でキツイので、初心者でもスニーカーではなく、もし登山靴を持っている場合は、登山靴で来ることを強くお勧めします。^^;

白雲橋コース情報

所要時間は、休憩なし(男性)のペースでの目安時間です。 実際は、これに、各人のペースによりますが、トータルは登り110分、下り95分ほどです。

合目 距離 所要時間
登り 下り
筑波山神社 2.8km 0:15 遊歩道
酒迎場分岐 0:20 0:45 山道
弁慶茶屋跡 0:50 0:35 山道+岩場
女体山山頂 0:40 岩場

表の見方:登りは、筑波山神社~酒迎場分岐まで、所要時間は20分あります。

筑波山神社~酒迎場分岐

筑波山神社の境内に参拝したら、本殿の向かって右側に向かって歩きます。そうすると、神社の横に出れます。川が流れていて、橋があるので、それをまずわたります。

「これが白雲橋かな?」なんて思いつつ橋を渡ると、看板が出てきます。「女体山頂 つつじケ丘」と書いてありますので、その矢印の方向に進むと、白い鳥居が見てきます。これが入口です。

ここから森の中に入っていきますが、足元は比較的歩きやすい道になっています。石で舗装されていたり、そうでなかったりはするわけですが、よく整備されている道という印象です。

   

 

酒迎場分岐は、そんな歩きやすい道がずっと続きます。そんなに急な登りというのもないので、本当に歩きやすいよく整備された道です。

ちなみに分岐には、大きな図入りの看板があって、白雲橋コース、迎場コース、それぞれのコースが矢印で示されているので、とてもわかりやすいです。右にいけば迎場コース、左にいけば白雲橋コースです。

ここまでのコースなら、スニーカーでも大丈夫。ちょっと歩きやすい靴でもOKなくらいです。

酒迎場分岐~弁慶茶屋跡

酒迎場分岐から弁慶茶屋跡までは、うっそうと茂った森の中を抜けていきます。分岐からちょっといくと、筑波山の見どころの一つである巨石がお目見えします。これが「白蛇弁天」という巨石です。巨石がたくさん見れる白雲橋コースですが、実は酒迎場分岐~弁慶茶屋跡で見れるのはこの岩ただ一つです。ほとんどは、弁慶茶屋から先、女体山山頂までのコースにたくさんあるんです!

つらく厳しい山道を歩いたものだけに見れる巨石です^^; ええ、ご紹介しているとおりに筑波山神社から女体山山頂に向かえばいいのに、逆に女体山山頂から筑波山神社を目指す、白雲橋逆コースを選ぶと、ツラク厳しい下り坂の果てに出会えた巨石で、そりゃあもう嬉しくて仕方ありませんでした^^v

ここで白蛇を見ると財を成すとのことでしたが、残念ながら私はまだ見たことがありません。

さて、その先は、弁慶茶屋跡まで、うっそうと茂った、木の根っこがはびこる山道をひたすら登ることになります。前日雨だったのか、はたまた近くに川があるのかわかりませんが、途中、びちゃびちゃしてる箇所もありました。

全体的に、あまり陽のささないうっそうとした森の中で、私は逆ルートで行ったからだと思うんですが、けっこう下っていてヘトヘトになりました。登った場合でも、同じようにヘトヘトになると思います。筑波山神社から酒迎場分岐は、そんなに勾配があった印象はないんですが、酒迎場分岐~弁慶茶屋跡は、けっこうな勾配があること、プラス、足元が歩きにくいことを覚悟してください。

   

最低でもスニーカー、できれば登山靴がいいです。

弁慶茶屋跡~女体山山頂

 

こちらが、弁慶茶屋跡です。わりと大きな広場的な空間です。私たちはここでお昼を食べました。ほかにもお弁当を広げている人もいたので、お弁当スポットなんだと思います。右側の写真は、弁慶茶屋跡の端っこにある道案内の看板です。

上にある木の案内版には、つつじケ丘方面のおたつ石コース、女体山山頂へと続く、白雲橋コースの続きの道案内。下には、筑波山神社に向かう白雲橋コースの下りと、つつじケ丘に向かうロープウェイ乗り場への案内です。

道は、大きな石がごろごろあってけっこうな登りの場所もあれば、平坦な山道もありますが、印象としては「大きな石が大きな道」がたくさん出てくるという雰囲気です。弁慶茶屋跡を出て、弁慶七戻り高天原に行く道ですら、大きな石を見ますから。ああ、道が違ってきたなという印象はここに入ると思うと思います。

 

 

女体山山頂へ向かうと、見どころである巨石が所狭しと、次から次へと出てきます。巨石の写真は「筑波山」の見どころページを見てください。弁慶七戻り、高天原、母の胎内くぐり、陰陽石、国割り石、出船入船、裏面大黒、北斗岩、屏風岩、大仏岩と、女体山山頂に行くまでに、10個もの岩を見ることができます!

で、まあ、巨石の見どころめぐりは、それなりに充実感はあるのですが、最後の難関がこの先にあります。女体山山頂へ続く道が、すごく急な岩場というか、石がごろごろしているところなんです。私たちは下ったので、そりゃあもう怖い目にあったんですが、登った場合でも、それなりに怖いと思いますので、女体山山頂に向かう最後の部分は気を抜かないでくださいね。

 

左側の写真が、山頂付近の道です。こんな感じな場所があるんです^^;

まあ、ここを乗り越えてしまえば、後は山頂あるのみです! 筑波山山頂は二つあり、男体山山頂と女体山山頂ともに、祠があります。お参りしたら、眺望を眺めてみてくださいね。

個人的には、岩場の怖さはあるけど、やっぱり女体山山頂からの風景が一番すごいなって思います! 山頂には方角を示す案内版もあるので、この版を頼りに、見えている山が何なのかとか方角を確認しながら見ると、より面白いと思います!

 

なお、女体山山頂付近は、夏場ハチ遭遇の可能性が非常に高いので、虫よけスプレーを事前にかけてからチャレンジくださいね。↓こちらの写真の橋を下ったあたりが、一番のハチ遭遇ポイントになります!

※女体山山頂~御幸ケ原

ちなみに、女体山山頂から男体山山頂へは、30分ほどで行けます。ちょうど中間地点にケーブルカーの頂上である筑波山頂駅のある広場に着きます。

女体山山頂から広場までは15分。気楽なハイキングコースといった感じの、そんなに登り下りもきつくないゆるやかな道です。途中、セキレイ石ガマ石という巨石も見ることができます。

そのほか「カタクリの里」という、カタクリの花が咲くスポットあります。春、4月になるとキレイに咲くんじゃないかな。

カタクリの里を過ぎると、広場はすぐそこです。けっこう大きな広場になってまして、トイレもあればコマ展望台というお土産やお食事どころもあります。

 

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