昇仙峡ハイキングコース 昇仙峡遊歩道

いわゆる昇仙峡ハイキングといわれる場合、こちらの昇仙峡遊歩道を歩くコースになります。一番有名なのは、やはり10月末~11月末までの紅葉ですが、みつばツツジの見ごろが3月下旬~なので、秋だけでなく春も、花を楽しみながら歩けます。

遊歩道沿いはおもしろい形をした巨石が川の中に点在していて、バス停を降りたら、まずはその巨石めぐりが最初の楽しみになります^^v そして2/3も歩けば「覚円峰」や「石門」を経て、「仙娥滝」といった観光スポットが待っています。

昇仙峡が初めての方は、是非まずはこちらの遊歩道をゆっくり歩いて、自然を満喫してみてみてください^^v

スニーカーがいいと思うけど、歩きやすい靴なら問題なく歩けます。

ルート概要

昇仙峡の主要な見どころをすべて見尽くすコースです。バスを降りたら、遊歩道入口から、まずは川沿いの奇岩の数々を楽しみます。羅漢寺橋までは川沿いの気持ちのよい遊歩道を歩きます。

その後、羅漢寺橋の先からは少し昔っぽいお店やさんなどが出てきて風景がかわります。そして覚円峰スポットを経て、石門、その先にはゴールである仙娥滝と見どころが続く、早ければ1時間半、ゆっくり歩いても2時間くらいで制覇できるお気軽ハインキングコースです!

昇仙峡遊歩道コース情報

所要時間は、休憩なし(男性)のペースでの目安時間です。 実際は、これに、各人のペースによりますが、トータルは登り115分、下りは特にガイドブック等に書いてなかったですがゆっくり歩いても100分ほどだと思います。

合目 距離 所要時間
登り 下り
長潭橋 4.0km 1:40 整備道
仙娥滝 1:55

整備道

表の見方:長潭橋~仙娥滝まで、所要時間は登りで115分、下りで110分あります。

長潭橋~遊歩道入口

遊歩道に一番近いバス停は、天神森のバス停ですが、観光スポットの一つ「長潭橋(ながとろばし)」に行きたい場合は、天神森の一つ前のバス停で降りる必要がありますので、気を付けてくださいね。

天神森一つ前のバス停(昇仙峡入口)で降り、そこからすぐのところにあるアーチ橋が「長潭橋」です。大正時代に作られたもので、そこからの渓谷の紅葉もきれいでした。ただ恐ろしいのが、

この橋、歩道がない(T_T)

長とろ橋

紅葉みてるそばから車がびゅんびゅん通っているので、かなり怖いので、紅葉を見るときは気を付けてください。

ちなみにこの橋をとおっていくとお店がちらほらあって、そんなお店を素通りし、いざ遊歩道の入り口にたどりつく感じです。ちなみに遊歩道の入り口の看板がなんかいやに古臭くて、「トリックの看板みたいんだね」っぽいので、昭和なレトロな気分をここで味わってください^^v

昇仙峡入口の看板   昇仙峡遊歩道入口
昇仙峡入口の看板   遊歩道入口

遊歩道入口~天鼓林

昇仙峡の遊歩道は舗装されているので歩きやすいです。川っぺりを歩く渓流散策は気持ちいいですよー。ここの紅葉は、緑と黄色とオレンジと赤といった具合に、いろんな色にグラデーションしているので、またちがった趣もあります。

この写真は遊歩道を歩いてすぐのところですが、先に進むと、色合いがどんどん深まっていき、そんな徐々にかわる葉の色を楽しみしがら歩いていくと、最初の奇岩である「亀岩」を示す標識が出てきます。

昇仙峡の遊歩道   昇仙峡の遊歩道
遊歩道の様子   最初にある「亀石」

その標識の矢印を追っていくと、亀っぽい岩があるんです。同じように、ずんずん歩いていくと、今度は、「大砲岩和」、「オットセイ岩」、「トーフ岩」……と、どんどん奇岩が現れてきます。^^v

千田橋という橋の次にあるのが「猿岩」なんですが、この付近、紅葉がきれいでした。その付近の写真がこちら。猿岩に到着する2分ほど前の風景です。

昇仙峡の紅葉 「猿岩」手前   昇仙峡の紅葉 「猿岩」手前

奇岩はこの後も続き、「ラクダ石」「富士石」「五月雨石」「寒山捨得岩」「松茸石」「登竜石」「はまぐり石」「ふぐ石」……と、遊歩道のちょうど半分である「天鼓林」までに13個もの奇岩があります^^;

ここは、ほんと、次々現れる石のオブジェを、川沿いの気持ちよい風に誘われながら眺めて歩ける散歩道といった風情です。実はこの先にも奇岩は続いているんですが、川沿いの奇岩を眺めて歩くといった形の楽しみ方ができるのは、このあたりまでです。この先は、ちらほら奇岩が出てくるかなって感じに変わりますので。

天鼓林~羅漢寺橋

ちょうど遊歩道の真ん中がこの「天鼓林」です。2km地点なので、まん真ん中です。ここにも橋があり「愛のかけ橋」と呼ばれるものになります。こちらも紅葉がきれいなので、秋にお越しの際は、橋を渡って紅葉を楽しんでみてください。橋といってもすぐ行き止まりになってしまうので、その先に道などは続いていません。それでも、ここからの紅葉はきれいでしたよ^^v

愛のかけは橋への脇道   天鼓林(愛のかけ橋)

愛のかけ橋を渡ってからの風景

愛のかけ橋から戻りもとの遊歩道に復帰すると、そこは公園になっている広場のすぐ横です。ここの紅葉がすごかった。昇仙峡の紅葉の見所の一つといってもいいと思います。黄色とオレンジの見事な紅葉は、素直に自然ってすごいなーって思ってしまう場所です。わりと黄色とグリーンの印象が強い遊歩道だけど、ここだけは、オレンジの色がすごく光ってました!

昇仙峡の紅葉スポットの公園

そんなこきれいな公園を抜けると、また橋があります。今度は有明橋。この橋を渡ると「羅漢寺ハイキング」という短いハイキングコースへの脇道となっておりますので、時間に余裕があったらここで回り道してみるのをオススメします。

もちろんこの脇道に入らなければここで寄り道してもいいと思います。脇道に入っても、次の橋である「羅漢寺橋」ですぐ合流できちゃうので。

羅漢寺橋~石門

羅漢寺橋までくれば仙娥滝まではあと1.5kmほど。遊歩道の様子がかわり、民家とはいわないけど、遊歩道っぽくない感じの道になってきます。途中で美味しそうなほうとう屋さんもありますが、とても混んでいました。

お土産やさんが昔っぽい店構えだなーとか思っているうちに、覚円峰らしきものが間近に見えてきました。そしてグリーライン駐車場のバス停の案内板をすぎ、また公園っぽくなっている場所にたどり着きます。

昇仙峡園地(夢の松島)と書いてありました。 いわゆるパンフレットの場所です!

覚円峰

覚円峰がすごく間近でみれる場所です。 川っぺりにも降りてしばらく堪能したあと(そんな寄り道ばかりしてるから、おなかがさらにへる(;_;) でも、寄り道スキ)、次の見所である「石門」へと進みます。

なお、この「石門」手前までは、馬車でも観光可能なので、遊歩道入口から石門手前まで、足が悪くても、ここまでの風景は老若男女味わうことはできるようです。観光客が多いのは、こういう気配りがある観光地だからかもしれません。

昇仙峡の馬車   昇仙峡 「石門」
馬車風景   石門

 

石門~仙娥滝

石の門みたいな場所があって、そこをくぐりぬけて、滝がある方面に進み、昇仙橋を渡れば、そこには、「仙娥滝」が!

仙娥滝   仙娥滝アップ

遊歩道はそのまま階段になり、階段の上のほうからも滝の優美な姿を見ることができます。そして、遊歩道が終わり、上に上がりきれば、滝になる前の、おだやかとも見える川の流れも見れちゃいます^^v

仙娥滝の上流 

昇仙峡遊歩道は、こちらの仙娥滝で終点となります。滝上流にはお店屋さんもありますし、その先にはロープウェイ乗り場もあります。ロープウェイに乗れば、弥三郎岳遊歩道のハイキングも楽しめますよ!

ここまでの道のりは整備された遊歩道のみなので、スニーカーでも十分可能です!

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