●予算
- 交通費:土浦北ICまでの高速代
- ケーブルカー 乗車代 570円
●コース
- 筑波山神社~つつじヶ丘:白雲橋コース 20分+迎場コース 40分
- つつじヶ丘~弁慶茶屋跡:おたつ石コース 40分
- 弁慶茶屋跡~女体山山頂:白雲橋コース 40分
- 女体山山頂~コマ展望台:10分
- コマ展望台~自然研究路:40分
- コマ展望台~筑波山神社:ケーブルカー 8分
※時間はガイドブック時間のため、休憩とかはなしの単純に歩く時間
2012/8/18(土) 天気:(雷雨)のち曇り、時々晴れ
本日は、江戸屋にご宿泊
今回も車で行きました。今回は筑波山を登って→筑波山神社わきにある「江戸屋」さんにそのまま宿泊→翌朝帰るという、ゆったりプランです。^^v しかし、この完璧な計画も、気まぐれな天気のために、かなりハラハラドキドキものでした。
というのも、筑波に向かっている最中、途中、雷に出くわすは、激しい雨に出くわすは……で、幸先不安で仕方ありませんでした。天気予報だと、私たちが登る時間は雨が上がっていそうでしたが、一時強い雨が降っているし、前方に見える筑波山の山頂には真っ黒な雲らしきものが見えたり、と、かなり不安^^;
でも、なんとか筑波山に着くころには曇り空にあり、空の色も明るくなっていました。なんとかセーフです。今回は江戸屋さんに宿泊なので、車で江戸屋さんまで行ってみました。車を置けるか聞いてみて、OKならそこに止めると、登るのがとても楽だなっと思ったからです。
私たちのように車を置いてから登る方が多いらしく、すんなりOKが出ました。車を移動するので、車のキーを宿の人に預けるようにいわれ、そのまま鍵を託しました。宿泊の荷物も預かってもらえるか聞いてみたら、こちらもすんなりOKが出て、ありがたいことに荷物も預かってもらい、いよいよ登山開始です!
筑波山神社~つつじヶ丘
今回も、まずは筑波山神社にお参りです。着いたのが遅かったのと、まだ山頂付近にいやな雲があったので、雨を警戒したこともあり、早々と白雲橋に向かい、ハイキングスタートです。
筑波山神社の右わきの道を行って、白い鳥居をくぐって、かるい勾配で、登りも気楽な白雲橋コース→酒迎分岐で迎場コースに進路をとりました。本当にこのコースは歩くのが楽です。木漏れ日というか、比較的陽が入ってくるコースなので、気分も軽やかになるし、空いているコースだから静かだし、勾配もゆるやかだから息もあがらないし、気楽なハイキングにはうってつけだと思います。
このコースは、特に見るべき巨石などもありませんので、たんたんと道を進み、あまり休憩もとらずに行ける気楽なコースのためか、ほぼパンフレット通りの時間でつつじヶ丘まで到着しました。
で、ここで昼食♪ ロープウェイの駅直結の食堂で、私はかるくざるそば。旦那は、豚あぶり丼だったかな? そんな感じのを頼んでいたました。そしておいしそうに生ビールを飲んでご機嫌でした。
ここで飲んだり食べたりしていると、やっぱり気になるのが、おたつ石コース入口にあるガマガエルです。ガマ神社とののぼりもあるし、すべり台らしきものも見えるし、何だろうなって思っちゃうんですよね。前回来たときは、ロープウェイに乗ってしまったので、あまり見学できなかったので、今回はあの大きなガマカエルをぜひみてみたいということで、おたつ石コース最初の見どころであるガマ神社に立ち寄りです。
ガマ神社というか、鳥居もあったし、もう閉鎖されているすべり台とか、ゲームの遊具とかを見て、きっと昔はにぎわったんだろうねーなんて話しながら、昭和の残り香を感じておりました。
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そんなこんなでガマ神社を参拝後、いよいよ筑波山で、私たちが歩いたことがない最後のコースである、おたつ石コースにチャレンジ開始です!
つつじヶ丘~弁慶茶屋跡
ちょうどガマとの別れを惜しんだ頃から、天気は回復し、お日様まで出てくれました。こちらのおたつ石コースですが、非常に見晴しがよく、歩くのも楽なコースですね♪ 最初は石の階段のような道で、そこそこ急な登りではありますが、そんなに息切れするわけじゃないし、なにより見える景色が気持ちいい! 視界が開けているので、景色を楽しみながら登れます。
そのあとも、少し趣がちがう道になるけど、迎場コースのような大きな杉の木の隙間から太陽がのぞく木漏れ日ではなく、開けた道から、燦々と太陽の陽が降り注ぐ明るい道です。これは気持ちいい!
デジカメを忘れたためあまり写真を撮らなかった今回のハイキングなので、このおたつ石コースではあまり写真は撮らなかったんですが(天候がかわるのが怖くて足早だったこともあり^^;)、ほんと、写真でおみせできない分、ぜひ、歩いてみてください!
おたつ石コースは楽です。(断言) 道も楽だし、風景もちょこちょこかわって楽しいし、飽きません。たった40分で終わっちゃいますが、弁慶茶屋跡を過ぎて、女体山山頂までは、筑波山見どころの巨石が多くあるエリアに入るので、十分楽しめますよ!
あっというまに弁慶茶屋跡に着きましたが、それでも陽が照ってくれたおかげで、汗だくになっちゃいました。ま、8月だから、当たり前ですけどね。特に生ビールなんて飲んでた旦那は、吹き出す汗の処理に困っていました^^;
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弁慶茶屋跡はそんなに広くない広場なんですが、座るところもあるし、うまくするとすれちがうロープウェイの姿も見れるので、ちょっと休憩するには、なかなかによいスポットです^^v
弁慶茶屋跡~女体山山頂
さて、初めて筑波山に来たときは、弁慶茶屋跡から女体山山頂までは下りで使った道です。前回は、ロープウェイで行っちゃったんで、今回が、実は初めての登り体験! 下りが非常にきつかったんです。勾配が急すぎて、下るとこわい! 下ってるとき「これ、つつじヶ丘から登ってきたほうが楽なんじゃない? 人もそういうルートの人が多いし」なんて話していたんですが、
うん、登りだと楽 ^^v
筑波山に初めて来るなら、おたつ石コース経由で女体山山頂に向かう、今回のルートが最高だ!
楽だ!怖くない!辛くない!!
けっこうな登りではあるんですが^^; 道も大きな石がごろごろあり、そこを登るようなところもあるんだけど、それにしたって、登りのほうが攻略は簡単です。特に小さいお子さんを連れた親子連れが、ほとんど女体山までの道を登りで利用していたのも頷けます。お子様連れなら、ぜひ、このルートをご利用ください!!!
さて、見どころの巨石は、弁慶茶屋跡を超えるとけっこうすぐに、弁慶七戻りに出会えたりと、歩くと巨石に出くわす感じになります。弁慶七戻りをハラハラドキドキでくぐって、てくてく歩けば数分後には高天原。階段を見たら「登ってみよう♪」とあがってみれば、おお、神社があるんだ! と発見したり。いろいろ観光が楽しめます^^v
このあとも、わりと近い感覚で、「母の胎内くぐり」「陰陽石」「国割り石」「出船入船」「裏面大黒」「北斗石」「屏風石」「大仏石」と続きます。私のおすすめは、高天原で階段を上がり、母の胎内くぐりは中をくぐる、その先にある「ガマ石」では後ろ向きで石を投げてみるというのが個人的に好きです♪
あとの石は基本、見るだけですからね。登れるとか、くぐれるとかそういう遊び心をくすぐられる巨石が好きです。
そんなふうに遊びながらハイキングできるのは、この弁慶茶屋跡から女体山山頂に続く巨石が続くエリアです。しかも、つつじヶ丘から登ってくるルートなら、怖い思いをしないで、楽しむことができます!!
女体山山頂に近づくと、ものすごく急な岩場になりますので、特にご注意ください。そして、女体山山頂付近は、なぜかハチが多いので、このエリア突入前に、虫よけスプレーを体にかけておくとよいかと思います。本当に、女体山山頂付近は、いついってもハチが多く、素直に怖いエリアです。刺されないように気を付けてください。
女体山山頂~男体山山頂
女体山山頂ではまず、女体山神社に参拝。無事に登れたことに感謝です。そのあと風景を堪能します。いついっても、むき出しの岩場で、ぐるりと360度見えるんじゃないかと思うこの風景は、すごいと思う。
さて、あとはいつも通り、女体山山頂から御幸ヶ原へ、そこから男体山の山頂を目指すことになります。女体山山頂から進むと、セキレイ石とガマ石があります。そして御幸ヶ原で、ちょっと休憩。旦那はここで氷結を飲んでいた。もちろん、汗だくです。ベンチに座ったら、座ったところが濡れてました。
途中でちょくちょく水分補給はしてましたが、夏のハイキングは特に水分を奪われえるので、水分補給だけはちゃんとしなくちゃいけません。
休憩後、さくっと男体山の山頂に向かいました。ここで、神社にお参りし、本日のもう一つのメインイベント「御海」の見学に向かいます! 御海を見れば、筑波山見どころの巨石、すべて見たことになります!
男体山山頂~御海
男体山山頂に向かう道の脇道に、自然研究路に続く道があります。そちらに進んでほどなくすると見えてくるのが、御海への小道の看板です。
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そんなに遠くないのかなっと、小道を進んでいくと、行けども行けども下り坂。一向に終わる気配のない、下り坂が続きます。いったいどこまで下るんだろう……っていうか、この先に本当に巨石はあるんだろうか、と不安に思いながらも下り続けます。
そして、最後の最後は、太い一本の綱がぶらーんと用意されており、この綱を使って、レスキュー隊きどりで、この急な下りを降りろと!? という感じの楽しいイベントまでありました^^;
大人の私は面白かったですが、子供連れじゃなくてよかったです。みょうにハイテンションになりはしゃがれても困るし、怖くて降りれないと泣かれても困ります。とにかく、最初の小道の道でみたような狭い道幅なので、はしゃがれたり、しゃがまれたりしたら、怖いです(T_T)
で、問題の「御海」ですが、厳かな雰囲気をただよわせていて、さくっと見て写真を撮って、すぐとって返しました。道幅が狭くて長くいられないのもあるんですが……、あまり長くいたくなったというのが正直な気持ちです。
で、自然研究路を一周してしまうとけっこうな時間となってしまうので、元来た道をとって返し、御幸ヶ原へと戻りました。ここでケーブルカーで筑波山神社まで一気に降りようと思っていたんですが、ケーブルカー乗り場で「新名所ができました!」との張り紙を見て、ちょっと立ち寄ることにしました。
筑波山の新名所に立ち寄り
「男女川の源流」とその傍らに立つ「紫峰杉」というのが、新名所の名前で、なんと御幸ヶ原から徒歩1分のところにあるということです。ケーブルカー乗り場から、女体山山頂に向かうエリア向かって右側に、そういえばそれらしいのぼりがたってました。
で、行ってみると、ありました! 新名所!
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紫峰杉 | 男女川の源流 |
ほんとに歩いてすぐのところに、大きな杉の大木と、その横に水が湧き出ているところがありました。
筑波山神社・宿へ
で、新名所を見たということで、あとはケーブルカーで一気に下山。そして、乗り場すぐ近くのお店でソフトクリームを食べて、今回のハイキングは終了しました! ケーブルカーもちゃんと座って帰れたし、今回で筑波山の主要な見どころはすべて見れたので、大満足です!!
そしてなにより今回は、すぐ近くの江戸屋さんで宿泊なので、気分も楽です。お風呂入って、ごはん食べて寝れちゃうわけですからね。帰りの運転がないということで、旦那も今回はハイキングしながら大好きなお酒も飲めて、大満足のようでした。
宿も、最初の車預かりから、チェックイン時の白玉のサービスなど、スタッフさんが気持ちよい感じでしたし、部屋もお風呂もよかったです。残念だったのは食事くらいでしょうか。人が足りなかったのか、なかなか次のお食事が出なくて、そこだけが残念だったかな。全体的には、満足なお宿でした。
後日談
筋肉痛はまったくおきませんでした。さすがに、9階分、エレベータ使わずに階段で登り降りしてるし、多少は効果があったのかな^^v と思っていても、旦那には運動不足だ運動不足だと怒られているので効果があったかどうかはわかりませんが、今回はそんなにキツク感じることもないお気楽ハイキングだったので、体への負担も少なかったんだと思います!
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